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糖尿病の症状|病気の進行を抑える治療法!

早期の治療が大切です

女医

インスリンの働き

私たちの体は糖質をエネルギーとして活動を行っています。食事などによって摂取した糖質が吸収される際には、ブドウ糖として吸収されます。その後は血管を通じて全身へと運ばれ、脳をはじめ各臓器で活動のエネルギー源として使用されるのです。私たちの体を動かすのにかかすことのできない糖質ではありますが、一方で糖質は体の細胞を破壊してしまう側面も持っています。そのため私たちの体では過剰になった糖質を、膵臓にあるランゲルハンス氏島と呼ばれる部分から分泌されるインスリンを利用して臓器や筋肉に蓄えることで、血中の糖質を低下させて血管や臓器を保護しているのです。しかし慢性的に糖質が血中に流れている状態となると、膵臓が疲弊してしまいインスリンを分泌することができなくなってしまいます。インスリンの分泌量が低下すると血中の糖質を下げることができなくなるため、糖尿病と呼ばれる状態になってしまうのです。

血液検査で判断できます

糖尿病には大きく分けると遺伝的要因などによって起きる1型糖尿病と、過食や運動不足などの生活習慣が大きくかかわる2型糖尿病に分けることができます。私たちが日常で生活習慣病と呼んでいるタイプはこの2型糖尿病のことです。2型糖尿病は中高年に多い病気とされていますが、最近では若年層の間にも広がりを見せていることから、政府ではその動向を注視しています。糖尿病の症状には喉の渇きや多尿をはじめ、体重減少や易疲労などが見られます。初期の頃には目立った自覚症状もありませんが、症状が進行するにつれ上記のような症状が顕著に現れるようになります。糖尿病の検査は血中に含まれる糖質の割合を示す血糖値の測定で行います。また最近では従来の検査以外にもHbA1cなどの測定を行っています。HbA1cでは過去1ヶ月から2ヶ月の平均的な血糖値を調べることができるので、糖尿病の検査の際にはこれらの複数の検査を合わせて診断しています。糖尿病は早期に治療が必要な病気です。内科の健康診断などで血糖値が高いと診断された方は、すみやかに医療機関を受診するようにしましょう。